アイテム

缶コーヒー図鑑の記念すべき第一号アイテムは、ユーシーシー上島珈琲の「ミルクコーヒー」です。

缶に「UCCミルクコーヒーは、世界初のミルク入り缶コーヒーとして1969年の発売以来、子供から大人まで愛され続けているロングセラーブランドです。」と記載されている通り、本缶コーヒーは缶コーヒー界の草分け的存在といえます。

因みに、あくまで「ミルク入り」が世界初であり、缶コーヒー自体は本製品以前より存在していたようです。 詳しくはWikipedia - 缶コーヒーをご参照ください。

所感

原材料名に「砂糖」、「脱脂粉乳」、「コーヒー」の順で記載されている通り、コーヒー感は薄めです。

そもそも、種類別名称が「乳飲料」であり、主役はコーヒーではなく、甘いミルクにコーヒーの風味を追加したものという感じでしょうか。また、ミルクといっても牛乳が入っていないためか、ミルクの心地よいとろみや風味は感じられません。 正直なところ、今となっては他に美味しい缶コーヒーが沢山存在している中、あえて本製品を好んで飲む理由はないかもしれません。

しかし、もはや日本の一大文化と言えなくもない缶コーヒー文化のパイオニア的製品を、今でも味わうことができるというのは、とても感慨深いものがあります。

缶のデザインはレトロ感を前面に出しつつも、飲み口は金色がかっており、一部現代性を感じさせます。

特徴

• 喉に残る強い甘み
• コーヒー薄め

おすすめ度

★☆☆☆☆