アイテム

「ライムトニック」と同時発売の兄弟製品。

同じく伊藤園の炭酸コーヒー「ガッサータ」の発売から2年経過していますが、缶コーヒーの賞味期限が約1年ということを考えると、あえて空白期間を作ることで「炭酸コーヒー」という話題性や新鮮味を向上させるマーケティングの妙が伺えます。

所感

無糖でありながら、キャップ開封と同時に溢れ出すコーヒーキャンディのような甘味を含んだ香りが印象的。炭酸コーヒーということで、炭酸ガスに乗ることで一般的なコーヒーより香りが広がりやすいのかもしれません。

お味の方はというと、人間の味覚は香りに大きく影響されるとは聞きますが、本当に甘味があるかのよう。ただし、意識を集中してみればそうではなく、炭酸ガスも相まって酸味が強く、苦味、コクは後塵を拝していることがわかります。

炭酸＋ブラックという組み合わせから夏らしいキレや爽やかさを予想していましたが、前述のコーヒーキャンディのような香りがあまりにも強烈であるため、むしろコーラを上回るしつこさ、ベトつき、クドさがあり、一体なにを目指したのかうかがい知ることができない製品に仕上がっています。

特徴

• コーヒーキャンディのような甘くチープな香り
• 炭酸も相まって酸味が強め
• コーヒーが含まれていることは理解できる
• 意外にクドい

おすすめ度

★★☆☆☆